ドキュメント

可視性を改善する

アノテーション

サイトに加えた変更とその公開日を記録し、期待する効果を設定すると、AmICitedが実際に効果があったかを測定します。

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アノテーションとは、サイトへの変更に関する日付付きのメモです。新規ページ、リライト、リダイレクト、価格変更、キャンペーンの調整などが該当します。単体ではすべてのグラフ上のマーカーとして機能し、線が動いたときにその日に何があったかを確認できます。期待値を追加すると小さな実験になり、AmICitedが変更の前後の数値を比較して、目標を達成したかどうかを判定します。

多くのチームが省略してしまう振り返りのサイクルを完結させる機能です。ランク外プロンプト向けに記事を公開しても、60日後には効果があったのか誰も覚えていません。アノテーションがその記録を代わりに残します。

アノテーションを追加する#

  1. アノテーションを開く

    Annotations に移動し、Add annotation をクリックします。アノテーションを表示しているグラフから直接追加することもできます。

  2. 変更内容を記述する

    • タイトル。 レポートで見分けやすい短い名前を付けます。
    • メモ(任意)。後で結果を確認する人に必要な背景情報です。
    • イベント日。 変更を記録した日ではなく、実際に公開された日です。すべての測定期間はこの日付から始まります。
    • カテゴリ。 公開、コンテンツ更新、リデザイン、キャンペーン変更、価格変更、技術的変更、統合、リダイレクト、削除、カスタムのいずれかです。レポートでアノテーションをグループ化するためだけに使われます。
    • 対象範囲。 影響を受けるページです。1つのURL、ディレクトリとその配下すべて、またはドメイン全体から選びます。測定は対象範囲内に限定され、後から変更すると期待値の評価が最初からやり直しになります。
  3. 期待値を追加する(任意)

    各項目は1つの文として読みます。「指標が、目標の種類で目標値だけ演算子しなければならない」という形です。例えば「このページのAI引用数が、増加、パーセント差、25」となります。

    De-trending をオンにすると、同じ期間に類似ページで起きた変化が差し引かれるため、サイト全体の上昇がこの変更の成果として計上されることはありません。

  4. マイルストーンを選ぶ

    期待値を確認するタイミングを、イベントから30日、60日、90日、180日、365日後、または任意の日数から選びます。チェックを入れた各マイルストーンは、同じ目標に対して個別に評価されます。Save annotation をクリックします。

期待値を設定できる指標#

期待値はチャネルごとにグループ化されています。選択した対象範囲で測定できる指標のみが表示され、一部は連携の接続が必要です。

チャネル指標
AIでの可視性AI引用数、AI平均引用順位、このページのAI引用数、このページのAI引用率
オーガニックオーガニッククリック数、表示回数、CTR、平均掲載順位(Search ConsoleまたはBingが必要)
有料有料クリック数、表示回数、コスト、コンバージョン数、CPA、ROAS(広告プラットフォームが必要)
EC注文数、純売上、平均注文額、EC ROAS、会社の利益(ストアが必要)

具体例#

3月1日に /pricing/ をリライトし、ページへのオーガニッククリック数が60日時点で10%以上増加することを期待するとします。デフォルトでは、基準期間は事後期間と同じ長さなので、AmICitedはイベント前の60日間とイベント後の60日間を比較します。ページの獲得クリック数は、前が2,400、後が2,760でした。

(2,760 − 2,400) ÷ 2,400 × 100 = +15% となり、60日のマイルストーンは Met(達成)です。De-trendingをオンにした場合、同じ期間に類似ページが8%上昇していたとすると、純粋な変化は 15% − 8% = 7% となり、結果は Missed(未達)になります。

結果とレビュー#

各マイルストーンは Pending、Due、そして結果の順に進みます。

  • Met。 測定された変化が目標に達しました。
  • Missed。 目標に達しませんでした。
  • Inconclusive。 システムが公平に判定できなかった状態です。基準データなし、事後データなし、期間が不完全、サンプル不足、対象範囲で指標が利用不可、De-trendingが利用不可のいずれかで、理由も表示されます。

期待値のないアノテーションは Informational です。判定するものがない、日付付きのマーカーです。Due、Met、Missed、Inconclusiveの結果は受信トレイにも届き、Needs review フィルターで人による確認待ちのアノテーションをまとめて表示できます。

詳細ページでは、記録された変更、システムによる測定、人による判断がそれぞれ別々に確認できます。アノテーションをCloseすると、チェックポイントの結果を変えずに、自分自身の判定(合格または不合格、理由は任意)を記録でき、考えが変わった場合はReopenできます。一括操作では、合格として閉じる、再度開く、削除をまとめて実行できます。削除しても過去の測定値と通知は残ります。

サイトマップからの自動アノテーション#

Annotationsページの Settings で、ドメインがアノテーションを自動作成するように設定できます。オンにすると、ドメインでサイトマップが変更されたときに、ページの最終更新日から60日後にオーガニッククリック数が10%増加することを期待するアノテーションが1件作成されます。作成者には System と表示されます。競合他社のサイトマップにアノテーションが付くことはありません。

アノテーションが表示される場所#

  • Annotationsページ。 対象範囲、カテゴリ、作成者、イベント日、次回評価、最新の結果、トレンドのスパークラインを含むテーブルに加え、タイムライン、結果のヒートマップ(各期待値と各マイルストーン)、パフォーマンスチャートがあります。ステータス、結果、対象範囲、カテゴリ、作成者、指標、日付で絞り込み、表示中の行をエクスポートできます。
  • アプリ全体のグラフ。 トラフィックのグラフ上にイベントマーカーが表示され、クリック1つで詳細を確認できます。
  • Reports → Traffic → Annotation outcomes。 すべてのアノテーションを対象に「実施した作業は本当に成果につながったか」を確認できます。検索とトラフィックのレポートをご覧ください。

公開する記事にはすべてアノテーションを付ける

AI記事を公開するときは、そのURLを対象範囲とする「公開」アノテーションを追加し、30日と90日に「このページのAI引用数」の期待値を設定しましょう。AIエンジンが新しいページを認識するまでには数週間かかることがあるため、30日時点の未達はまだ最終判断ではありません。

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