Discussion Market Trends Investment Strategy

AI検索市場が2035年までに6.6兆円規模になるという予測を見ました ― 私たちはAI検索最適化への投資が足りていないのでは?

MA
MarketingDirector_James · B2B SaaSのマーケティングディレクター
· · 87 upvotes · 10 comments
MJ
MarketingDirector_James
B2B SaaSのマーケティングディレクター · 2026年1月8日

今朝はAI検索市場の予測をレビューしていて、本気で「出遅れているのでは」と心配になりました。

気になった数値はこちら:

  • AI検索市場:2025年1兆8,500億円 → 2035年6兆6,200億円(年平均成長率14%)
  • ChatGPT+Perplexityのトラフィックシェア:2025年0.13%(2024年から4倍成長)
  • Googleのオーガニックシェア:前年比94.8%から93.05%に減少
  • 全体オーガニックトラフィック:58.11%から52.19%に減少

現状の予算配分:

  • 従来型SEO:検索予算の80%
  • Google広告:15%
  • AI検索」:5%(ほぼモニタリングのみ、戦略的な投資はなし)

私の懸念点:

  1. これらの市場予測は本物なのか、それともまた過熱したトレンドなのか?
  2. 実際にどんな予算配分が理想?
  3. 競合他社はどうアプローチしている?私たちは出遅れていないか?
  4. 「AI検索への投資」とは、実際に何を指すのか?

積極的に投資している方や、あえて控えている方、現実的な意見をお聞きしたいです。

10 comments

10件のコメント

IS
IndustryAnalyst_Sarah Expert マーケティング業界アナリスト · 2026年1月8日

私はこの市場をプロとして追いかけています。もう少し踏み込んだ見方をお伝えします。

予測自体は現実的ですが、文脈が重要です:

1兆8,500億円から6兆6,200億円の成長は「AI検索エンジン市場」―つまりプラットフォーム自体の話です。あなたが気にしているのは「AI検索最適化」―それらのプラットフォームでどう表示されるか、です。

実際のデータが示すこと:

  1. トラフィックはまだ小さいが指数関数的に成長中 ― 0.13%は小さく聞こえますが、たった1年で4倍です。今後の推移を想像してください。

  2. 影響力はトラフィック以上 ― AIによる推薦は、直接のクリックがなくてもブランド検索や検討を後押しします。「ゼロクリック」の影響は非常に大きいです。

  3. 先行者が権威を築き始めている ― 今AI検索対策に取り組むブランドは、被引用履歴を積み上げており、これは今後効いてきます。

私の評価:

現状での5%配分は「モニタリング用」として妥当かもしれませんが、今後2~3年で15~25%にスケールできる体制を準備すべきです。

最大のリスクは「投資しすぎること」ではなく、「AI検索が主要な発見チャネルになった時に、まったく見えなくなっていること」です。

MJ
MarketingDirector_James OP · 2026年1月8日
Replying to IndustryAnalyst_Sarah
「先行者利益」の話は興味深いですね。実際、AIで早期に可視化されると持続的な優位性が生まれるという証拠はありますか?それとも後からでも簡単に追いつけるのでしょうか?
IS
IndustryAnalyst_Sarah Expert · 2026年1月8日
Replying to MarketingDirector_James

素晴らしい質問です。現場で見えていることを共有します。

複利的な優位性の証拠:

  1. トレーニングデータへの組み込み ― 今作成したコンテンツが、将来のモデル学習に反映されます。現時点で強いコンテンツを持つブランドはAIの知識ベースに組み込まれやすいです。

  2. 引用パターンが持続する ― 一度AIが特定トピックであなたのブランドを引用し始めると、よほどのことがない限り続きます。

  3. 権威シグナルが蓄積 ― サードパーティからの言及やレビュー、コンテンツは時間とともに積み重なります。後から参入するほど追いつくのが大変になります。

反証となる点:

  1. ライブ検索はイーブンに戻す ― PerplexityのようなRAG型システムは新しいコンテンツを即座に拾います。新規参入でもすぐに引用されることがあります。

  2. モデルアップデートで多少のリセット ― メジャーバージョンアップ時に引用パターンが変わることもあります。

私の見解:

トレーニングデータ型(ChatGPTなど検索機能なし)のプラットフォームでは先行者が有利です。ライブ検索型(Perplexity、Google AI Overviewsなど)は動的ですが、やはり継続的な存在感が重要です。

後から追いつくコストは、今始めるコストより高くつくでしょう。

CP
CFO_Perspective テック企業CFO · 2026年1月8日

財務視点から見たAI検索投資:

ROI(投資対効果)は従来手法では測りにくい:

SEO/SEMなら「X円投資→Yトラフィック→Z%転換」と明確ですが、 AI検索は「X円投資→可視性?言及?これがどう転換されるのか?」となります。

私の考え方:

  1. ブランド価値視点 ― AIでの言及は膨大なブランドインプレッションです。他の媒体でのインプレッション単価と比べてどうか?

  2. 機会損失視点 ― 競合がAIで可視化されていて自社が見えない場合、知らぬ間にどれだけ機会を失っているか?

  3. 将来ポジショニング視点 ― AI検索が発見チャネルの5~10%を占めた時、見えないことで被る損失は?

実際に承認した施策:

  • 検索予算の10%をAI検索へ(従来の5%から増額)
  • AI可視性モニタリング導入(Am I Citedサブスクリプション)
  • 四半期ごとのAI可視性監査
  • コンテンツチームへのAI最適化研修

私たちの立ち位置:

これはインフラ投資であり、パフォーマンスマーケティングではありません。測定指標が成熟すればROIも明確になるはずです。

SM
SEOVeteran_Mike Expert SEOディレクター(15年) · 2026年1月7日

2010年からSEOやってます。率直な意見を。

これは2008~2010年のモバイル元年を思い出します。

当時:

  • モバイルウェブトラフィックは5%未満
  • 「モバイルサイト必要?」が議論されていた
  • ほとんどの企業は様子見
  • 先行者が大きな優位を獲得

今:

  • AI検索は約0.13%(前年比4倍成長)
  • 「AI検索最適化は必要か?」が議論されている
  • ほとんどの企業が様子見
  • 先行者がポジションを確立

私が動いた根拠となる計算:

このまま年4倍成長ならAI検索シェアは

  • 2025年:0.13%
  • 2026年:0.5%
  • 2027年:2%
  • 2028年:8%

成長が鈍化しても(おそらくしますが)、3年以内には有意なトラフィックになります。

予算配分の推奨:

1年目:10%(モニタリング開始、最適化着手) 2年目:15~20%(成果次第で拡大) 3年目:市場状況で再評価

今投資を怠れば、後で慌てて追いつくことになります。

SL
StartupCEO_Lisa · 2026年1月7日

小規模企業の視点:

私たちは未知のチャネルに大きな投資をする余裕はありません。でも、次の大波を逃すわけにもいきません。

現実的なアプローチ:

  1. モニタリング投資:AI可視性追跡のためにAm I Citedへ約月2万円
  2. コンテンツ最適化:追加コストゼロ ― 既存コンテンツの構造をAI向けに調整するだけ
  3. サードパーティ重視:レビューサイトや業界媒体への投資(従来からやっていること)
  4. 工数投資:週4時間AI言及の監査&修正

「AI検索予算」総額:工数含めて月5万円ほど

実際の効果:

  • 最適化から2か月でPerplexityに推薦表示
  • ブランド検索が22%増加(相関はあるが因果は未証明)
  • 2件の商談でAIリサーチ経由での発見と明言

私の見解:

本格的な投資をしなくてもスタート可能です。モニタリング・構造化コンテンツ・サードパーティ露出など、すでにコンテンツマーケをやっていれば追加コストはほぼ発生しません。

コストがかかるのはエンタープライズ向けツールや専任リソースです。まずはそれ無しで始めましょう。

ET
EnterpriseMarketing_Tom フォーチュン500企業VPマーケティング · 2026年1月7日

大企業視点:

AI検索関連施策に20%を割り当てるようになりました。その理由は――

取締役会からの問い:

「もしChatGPTが顧客のソリューション発見手段になり、自社が推薦されなかったらどうするのか?」

この「本質的な問い」に「モニタリングしています」とは答えられませんでした。

20%予算で実際にやっていること:

  1. モニタリング体制 ― Am I Citedエンタープライズ&カスタムダッシュボード
  2. コンテンツ変革 ― 500ページ超のAI引用向け再構築
  3. サードパーティPR ― 権威ある媒体での言及獲得を強化
  4. 一次調査 ― AIに参照される独自データの作成
  5. 専門人材 ― AI検索専任者を配置

6か月での初期成果:

  • AI引用回数:+180%
  • 自社カテゴリ内AIボイスシェア:12%→28%
  • ブランド検索ボリューム:+15%
  • AI経由リード(特定可):全体の3%(増加傾向)

スケールメリット:

大企業規模ではこの投資は十分に理にかないます。逆にAIで競合にマインドシェアを取られると市場構造が大きく変わりかねません。

S
SkepticalCMO CMO · 2026年1月7日

あえて懐疑的な立場から:

AI検索投資に慎重になるべき理由:

  1. 市場が未成熟 ― AI検索が今後どう進化するか分かりません。ChatGPTが方向転換するかも、Perplexityが頭打ちになるかも、Googleが席巻するかも。

  2. 測定指標が曖昧 ― 「AI可視性」指標はあくまで代理値。ROIを実証するのは困難。

  3. チャネルではなく機能かも ― AI検索は単なるGoogleの機能になり、独立して最適化する意味がなくなるかもしれません。

  4. 0.13%の現実 ― 依然として顧客の大半は従来通りGoogleで検索しています。

私の予算配分:

5~10%の探索的予算。学習のためには十分、外した時のダメージは最小。

考えを変える要素:

  • AI検索が全体トラフィックの2~3%に到達
  • AI→コンバージョンの明確な因果パスが見える
  • 競合がAI可視性で明確に商談を獲得している

それまでは注視しつつ、大きくは賭けません。

DM
DataDriven_Marketer · 2026年1月6日

私たちのリーダー層を動かしたデータを共有します:

6か月間の分析:

Aグループ:AI検索結果に表示されたキーワード Bグループ:AI検索結果に表示されなかったキーワード

結果:

  • Aグループ:ブランド検索+34%、コンバージョン率+12%
  • Bグループ:ブランド検索+8%、コンバージョン率-2%

示唆:

AIでの可視性は、直接のトラフィックがなくても下流指標に相関します。「ゼロクリック影響」は代理指標を通じて測定可能です。

予算配分への意味:

AI検索投資はAI経由のトラフィックだけの話ではありません。AI推薦がバイヤージャーニー全体に与える影響も考慮すべきです。

そう考えるとROIの計算も大きく変わります。

MJ
MarketingDirector_James OP B2B SaaSのマーケティングディレクター · 2026年1月6日

このスレッドで予算会議に向けて十分な材料が得られました。

私のまとめ:

  1. 市場予測は現実的 ― 2035年に6.6兆円は「プラットフォーム市場」、最適化のチャンスは今

  2. 小さな割合でも大きな成長軌道 ― 0.13%が年4倍で増加、2~3年で有意なトラフィックに

  3. 影響力はトラフィック以上 ― AI推薦はクリックがなくてもブランド検索や検討を促進

  4. 早期ポジショニングが重要 ― トレーニングデータや引用パターンは積み上がる

  5. パフォーマンスではなくインフラ投資から ― 今はポジショニングへの投資。パフォーマンスマーケティングはこれから

私の提案:

1年目(今):

  • AI検索予算を5%→12%に増額
  • Am I Cited導入による体系的モニタリング
  • 上位50ページのAI引用最適化
  • 月次レポートへのAI可視性追加

2年目:

  • 結果を見て18~22%に拡大
  • AI検索専任(FTE)部分配置
  • サードパーティ露出を積極強化

3年目:

  • 評価&調整

SEOベテランの「モバイルの例え」が効きました。後で慌てるより、今大きくなる可能性に賭けて早期投資したいです。

皆さん、現実的な意見をありがとうございました。

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Frequently Asked Questions

AI検索市場はどれくらい大きいのですか?
世界のAI検索エンジン市場は2025年に1兆8,500億円と評価され、2035年までに6兆6,200億円に達すると予測されています。これは年平均成長率(CAGR)が14%であり、デジタルマーケティング分野で最も成長が速いセグメントの一つです。
ChatGPTとPerplexityの成長スピードは?
ChatGPTとPerplexityの合計トラフィックは2025年に世界の検索全体の0.13%に達し、2024年の0.02%から4倍に増加しました。ChatGPTは現在0.11%の市場シェア(2024年比4倍)、Perplexityは0.02%と2倍に伸びています。
AI検索はGoogleからトラフィックを奪っているのか?
はい、ただしゆっくりとしたペースです。Googleのオーガニックトラフィックは2024年の94.80%から2025年には93.05%に減少し、1.75%の下落となりました。一方で、世界全体のオーガニックトラフィックは58.11%から52.19%に減少(5.92%減)しており、ユーザーの発見手法が多様化していることを示しています。
企業はAI検索最適化にどれくらい投資すべき?
業界データによると、企業はテクノロジー予算の最大20%をAIに割り当てており、58%がAI投資を増やす計画です。AI検索での可視性を追跡している企業は、従来のSEOと並ぶ独立したチャネルとしてAI検索を扱い、専用のモニタリングや最適化リソースを設け始めています。

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