Discussion Buyer Journey Strategy AI Search

AI検索でのバイヤージャーニーはどう違う?従来のファネルが通用しない気がする

B2
B2BMarketer_Jen · B2Bマーケティングディレクター
· · 105 upvotes · 10 comments
BJ
B2BMarketer_Jen
B2Bマーケティングディレクター · 2026年1月6日

数か月考え続けているのですが、どうしても答えが出ません。

従来のファネル:認知 → 検討 → 意思決定

AI検索だと、いきなり検討や意思決定に飛ぶ人が多い気がします。「私の状況に合うベストなXは?」と聞いていて、「Xとは?」とは聞いていません。

私が感じていること:

  • 認知段階のコンテンツはAIの推奨にほとんど現れない
  • 比較系クエリがAIでの可視性の大半を占める
  • AI経由の訪問者は到着時点でもう一歩進んでいる
  • 従来のファネル指標が当てはまらない

疑問:

  1. AI検索ではバイヤージャーニーが根本的に違うのか?
  2. AI時代には各ステージごとにどんなコンテンツが必要?
  3. トップファネルへの投資はまだ意味があるのか?
  4. AIジャーニーを既存ファネルにどうマッピングすべき?

どこにリソースを投下すべきか模索中です。

10 comments

10件のコメント

JM
JourneyExpert_Marcus Expert カスタマージャーニーコンサルタント · 2026年1月6日

AI検索ではジャーニーが本質的に異なります。説明します。

従来検索のジャーニー:

複数の接点、段階的な進行: 1.「[トピック]とは?」- 認知 2.「[トピック]の仕組み」- 教育 3.「[ニーズ]に最適な[解決策]」- 検討 4.「[ブランドA] vs [ブランドB]」- 意思決定 5.「[ブランド] レビュー」- 検証

AI検索のジャーニー:

圧縮され、しばしば1クエリで完結: 1.「私の状況で最適な[解決策]は?」- AIが直接推奨

何が起きているか:

AIが1~4のステップを1つの回答に統合します。ユーザーは

  • 問題の説明
  • 解決策の概要
  • 選択肢の比較
  • 推奨

を1回のクエリで得ます。

意味すること:

トップファネルだけでなく、圧縮されたミッドファネルに存在感を持つ必要があります。従来の認知コンテンツだけでは不十分です。

新しいモデル:

従来:認知 → 検討 → 意思決定(複数クエリ)
AI:リサーチクエリ → 推奨(1クエリ)→ 検証訪問

あなたのサイトは発見の場ではなく、検証の場になります。

BJ
B2BMarketer_Jen OP · 2026年1月6日
Replying to JourneyExpert_Marcus
ユーザーが認知を飛ばすなら、トップファネルのコンテンツ制作はやめた方がいいのでしょうか?
JM
JourneyExpert_Marcus · 2026年1月6日
Replying to B2BMarketer_Jen

やめる必要はありませんが、トップファネルコンテンツの目的が変わります。

従来の目的: ユーザーをファネルに呼び込む 新しい目的: AIが認識するトピック権威性の構築

トップファネルコンテンツは以下の役割を担い続けます:

  • AIに専門性を理解させる材料
  • ミッドファネルコンテンツへの内部リンク強化
  • 権威性(被リンク・引用)の構築
  • 従来検索にも有効

変化点:

トップファネルは集客チャネルではなく、基盤と考えましょう。

コンテンツ投資の再配分例:

ステージ従来比率AI時代比率
認知50%30%
検討30%45%
意思決定20%25%

直接AIで可視化されるのはミッドファネル。トップファネルはそれを支える存在です。

CL
ContentStrategist_Lisa コンテンツ戦略リード · 2026年1月6日

ジャーニーステージにおけるコンテンツ戦略視点です。

AIジャーニーステージごとのコンテンツ例:

圧縮リサーチクエリの場合: (AIに推奨を求めるとき)

  • 比較ガイド:「X vs Y vs Z」
  • ユースケースコンテンツ:「[状況]に最適なX」
  • 意思決定フレームワーク:「Xの選び方」
  • 機能比較:明確な差別化ポイント

検証訪問の場合: (AI経由で検証のために訪問する場合)

  • ソーシャルプルーフ:レビュー、事例、証言
  • 具体的な情報:機能、価格、仕様
  • リスク低減:保証、セキュリティ、コンプライアンス
  • スムーズなコンバージョン:明確なCTAやトライアル、デモ

AIで可視性が下がるもの:

  • 「Xとは」系の基礎コンテンツ
  • 一般的な教育コンテンツ
  • 実用性の低い思想リーダーシップ
  • 抽象的なコンセプト

傾向:

AIユーザーは実用的かつ具体的で、意思決定を促すコンテンツを求めています。AI可視性のためにはそれらを作り、認知コンテンツは権威構築に使いましょう。

ST
SaaSSales_Tom · 2026年1月5日

営業視点で見るAI影響下のバイヤー。

商談で見られる変化:

AI経由リードは従来と異なります:

  • 自社製品について事前に詳しい
  • 差別化ポイントを理解済み
  • 一般的な教育ではなく具体的な質問が多い
  • フィット感重視で機能説明を求めない
  • 成約率が高い

彼らのジャーニー:

  1. AIにソリューションを質問
  2. 推奨リストに当社が含まれる
  3. 検証のためサイト訪問
  4. すぐに商談(もしくは離脱)

マーケ施策への示唆:

マーケティング・クオリファイド・リード(MQL)の定義が変化。AI経由訪問者はオーガニックとは別対応が必要。

営業・マーケ連携:

「AIソース」リード向けに別ジャーニーを構築:

  • 教育ナーチャリング省略
  • すぐにソリューション適合の会話へ
  • パイプライン進行が早い
  • より具体性が求められる

示唆:

ジャーニーマッピングにAIセグメントが必須です。

DR
DataAnalytics_Rachel Expert · 2026年1月5日

アナリティクス視点でのジャーニー測定。

AIジャーニーの追跡方法:

クエリ段階のマッピング:

クエリパターンジャーニーステージ
「[トピック]とは」認知教育系
「[アクション]の方法」教育ハウツー
「[ニーズ]に最適な[ソリューション]」検討比較
「[ブランド] vs [ブランド]」意思決定比較
「[ブランド] レビュー」検証信頼

AIでの可視性を段階別に追跡:

Am I Citedではプロンプトをステージごとに分類可能。以下を追跡しています:

  • ステージ別可視性
  • ステージ別順位
  • ステージ別競合比較

当社データ例:

ステージ当社可視性競合
認知45%52%
検討62%48%
意思決定51%55%

検討段階は勝っているが、意思決定で改善余地あり。

示唆:

ジャーニーステージごとの成果測定は必須。戦略的なギャップが浮き彫りになります。

ED
EcommerceCMO_David ECブランドCMO · 2026年1月5日

Eコマース視点 ― 異なるダイナミクス。

コンシューマー vs B2Bジャーニー(AI時代):

消費者購買はさらに圧縮されます:

  • 「扁平足におすすめのランニングシューズ」→ AIが推奨 → 即購入

複数接点すらなく、サイト訪問もしないことが多い。

Eコマースで重要なこと:

  1. 推奨リストに必ず載る(できれば最上位)
  2. 商品情報の主導権を握る
  3. 価格・在庫情報をAIが引用できる形で示す
  4. AIが参照するレビューを強化

当社のコンテンツ戦略:

  • 自社と競合の比較コンテンツ
  • ユースケース別の「最適な商品」コンテンツ
  • 詳細かつ具体的な商品説明
  • レビュー集約施策

アフィリエイト問題:

比較コンテンツ最適化でアフィリエイトサイトがAI推奨を奪うケースが多い。

当社の対策:

自社で正直かつ網羅的な比較コンテンツを作成。AIが比較するなら、その一次情報源になるべきです。

AA
ABMStrategist_Amy アカウントベースマーケティングリード · 2026年1月5日

ABM(アカウントベースマーケ)視点でのエンタープライズジャーニー。

エンタープライズでもAIで初期段階が圧縮:

長期ジャーニーは維持されつつも、情報収集がAI主導に。

新しいエンタープライズAIジャーニー:

  1. リサーチフェーズ: カテゴリーや解決策をAIに質問
  2. ショートリストフェーズ: AIの推奨から上位3社を調査
  3. 検証フェーズ: デモや技術評価
  4. 意思決定フェーズ: 調達・交渉

1-2段階がAI主導で進行。

ABMへの示唆:

  • 初期認知キャンペーンの効果低減
  • AIが既にターゲットアカウントの意識形成
  • ターゲット前にAI推奨入りしておく必要
  • 検証段階ではパーソナライズが重要

当社の対応策:

  1. 業界ごとにAI可視性を確保
  2. 業界特化の比較コンテンツ作成
  3. 検証コンテンツへの投資強化
  4. インフォームドな状態で来訪する前提で準備
JC
JourneyMapper_Chris · 2026年1月4日

AI時代の実践的ジャーニーマッピング。

AIジャーニーのマッピング方法:

  1. ステージごとのクエリパターン特定
  2. 各段階での可視性を追跡
  3. 不足部分のコンテンツを制作
  4. 進行シグナルをモニタリング

ジャーニーステージ別クエリ例:

B2B SaaS:

  • 認知:「[カテゴリ]とは」
  • 検討:「[用途]におすすめの[カテゴリ]」
  • 意思決定:「[ブランド] vs [競合]」「[ブランド] レビュー」

Eコマース:

  • リサーチ:「[ニーズ]に最適な[商品]」
  • 比較:「[商品A] vs [商品B]」
  • 購入:「[商品] 販売店」「[商品] 価格」

サービス業:

  • 課題:「[課題]の解決方法」
  • ソリューション:「[状況]に最適な[サービス]」
  • プロバイダー:「[プロバイダー] レビュー」「[サービス]専門家を雇う」

自社の具体例をマッピングし、各ステージのコンテンツ網羅性を監査しましょう。

BJ
B2BMarketer_Jen OP B2Bマーケティングディレクター · 2026年1月4日

とても参考になるスレッドです。私の新ジャーニー戦略:

主要な気づき:

  1. AIでジャーニーが圧縮 ― 認知を飛ばし検討へ
  2. トップファネルも重要 ― ただし権威性強化が目的
  3. 比較コンテンツが命 ― AIが直接扱うステージ
  4. 訪問者は既に情報通 ― サイトは教育より検証の場

コンテンツ配分見直し:

ステージ現状改訂後
認知50%30%
検討25%40%
意思決定25%30%

新たなコンテンツ優先事項:

  1. 比較ガイド(自社 vs 競合、公平かつ網羅的)
  2. ユースケースコンテンツ([状況]に最適)
  3. 意思決定フレームワーク(選び方)
  4. 検証系(証拠・レビュー・事例)

ジャーニーステージのトラッキング:

Am I Citedでクエリ段階ごとに追跡。弱い部分を特定。

マインドセットの転換:

AIが発見を担い、私たちは検証を担う。両方に対応したコンテンツを構築します。

皆さんありがとうございました!

Have a Question About This Topic?

Get personalized help from our team. We'll respond within 24 hours.

Frequently Asked Questions

AI検索ではバイヤージャーニーはどう違いますか?
AI検索ではジャーニーが圧縮され、ユーザーは1回のクエリで認知から検討へ進むことができます。AIが情報を統合し、比較や推奨を直接提供するため、意思決定が加速し、接点数が減少します。
AI時代、各ステージごとに必要なコンテンツは変わりますか?
はい。AIユーザーは教育的コンテンツを飛ばし、比較・意思決定コンテンツへ直接進むことが多いです。AI向けに最適化された検討・意思決定段階のコンテンツがより必要です。ただし認知コンテンツもAIが専門性を理解する材料になります。
AI時代のジャーニーステージごとに最適化するには?
コンテンツをジャーニーステージにマッピングしましょう。認知:網羅的な教育コンテンツ。検討:比較やユースケースコンテンツ。意思決定:証拠・レビュー・機能詳細。それぞれ異なるクエリパターンがあるので最適化が必要です。
AI経由の訪問者は異なるジャーニーステージにいますか?
AI経由の訪問者は通常、より情報を得てジャーニーの後半にいます。多くの場合、すでに推奨を受けて検証のために訪問しています。意図は高いですが期待値も高いので、AIが約束した内容をサイトでしっかり伝えましょう。

各ジャーニーステージの成果を追跡

AIの影響を受けたバイヤージャーニーの各ステージで自社ブランドがどのように表示されているかをモニターしましょう。検索クエリごとに認知・検討のどちらを促しているのか把握できます。

詳細はこちら

AI検索ジャーニー
AI検索ジャーニー:定義とユーザーインタラクションの道筋

AI検索ジャーニー

AI検索ジャーニーを理解しましょう—ユーザーがAI検索システムを通じて進む会話型の道筋。認知・検討・意思決定・導入などの段階がAI主導の発見やブランドの可視性にどのように影響するかを解説します。...

1 分で読める
AI最適化のための検索意図の特定方法
AI最適化のための検索意図の特定方法

AI最適化のための検索意図の特定方法

AI検索エンジンにおける検索意図の特定と最適化方法を学びましょう。ユーザーのクエリ分類法、AI SERPの分析、AI回答へのコンテンツ構造化手法を解説します。...

1 分で読める