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遅延読み込みはAIの可視性に影響する?混在する情報について

FR
FrontendDev_Alex · フロントエンド開発者
· · 87 upvotes · 8 comments
FA
FrontendDev_Alex
フロントエンド開発者 · 2026年1月4日

当サイトでは画像や一部のコンテンツセクションに遅延読み込みを使用しています。AIへの影響について、相反する情報を得ています。

現在の実装:

  • 画像のネイティブ遅延読み込み(loading=“lazy”)
  • 一部コンテンツセクションにIntersection Observer
  • リストページで無限スクロール

聞いたこと:

  • 「AIクローラーはスクロールしないので、遅延読み込みのコンテンツは見えない」
  • 「ネイティブの遅延読み込みならURLをクローラーが見られるので問題ない」

知りたいこと:

  • この実装はAIの可視性に影響している?
  • 実際のベストプラクティスは?
  • AIクローラー向けに何か変更すべき?

実際に検証したことがある方の技術的な回答を求めています。

8 comments

8件のコメント

TJ
TechSEO_Jennifer Expert テクニカルSEOスペシャリスト · 2026年1月4日

各遅延読み込みタイプについて分解します。

1. 画像のネイティブ遅延読み込み(loading=“lazy”):

<img src="image.jpg" loading="lazy" alt="Description">

影響: 基本的にAIクローラーに問題なし。

  • 画像URLがHTML内にある
  • クローラーが参照を認識できる
  • レンダリング不要で存在を把握可能

2. JavaScriptでの画像遅延読み込み:

<img data-src="image.jpg" class="lazy">
// JSがスクロール時にdata-srcをsrcへ置換

影響: 問題が生じる可能性あり。

  • JS未実行だとsrcが空
  • クローラーが画像を認識できない場合あり
  • loading=“lazy"推奨

3. コンテンツのIntersection Observer:

observer.observe(element);
// 要素がビューポートに入ったらコンテンツを読み込む

影響: AIにとって問題あり。

  • AIクローラーは「ビューポート」を持たない
  • スクロールもインターセクションも実行しない
  • コンテンツが読み込まれない可能性

4. 無限スクロール:

影響: 非常に問題あり。

  • 初期ページ以外のコンテンツが不可視
  • クローラーはスクロールをトリガーしない
  • 最初のページのみ可視

一般ルール:

ユーザー操作やビューポート表示が必要なコンテンツは、AIクローラーが認識できない可能性が高いです。

FA
FrontendDev_Alex OP フロントエンド開発者 · 2026年1月4日
画像のネイティブ遅延読み込みは問題ないが、Intersection Observerのコンテンツや無限スクロールが問題という理解で合っていますか?
TJ
TechSEO_Jennifer Expert テクニカルSEOスペシャリスト · 2026年1月4日
Replying to FrontendDev_Alex

その通りです。それぞれの対処法は以下の通りです:

画像のネイティブ遅延読み込み: 現状維持でOK。変更不要。

Intersection Observerのコンテンツ:

オプション1:全てサーバーレンダリング

<!-- コンテンツはHTML内に含める -->
<div class="section">ここに全コンテンツ</div>
<!-- JSは見た目のみ強化 -->

オプション2:重要でない部分のみ遅延読み込み

  • 主要コンテンツ:必ずHTMLで表示
  • 関連コンテンツやおすすめ:遅延OK
  • 引用されたい内容:HTMLで表示必須

無限スクロール:

重要なコンテンツにはページネーションを導入:

<a href="/page/2">次のページ</a>

またはハイブリッド:

  • 重要なN件はHTMLで出す(インデックス化したい分)
  • 追加分は無限スクロール
  • クローラーは初期分だけ認識

テスト:

curl https://yoursite.com/page

curlの出力=AIクローラーが見ている内容。

重要コンテンツが表示されないなら、AIに引用されません。

PM
PerformanceEngineer_Mike · 2026年1月3日

パフォーマンスとAI可視性のトレードオフについて。

遅延読み込みを使う理由:

  • 初回読み込みが速い
  • Core Web Vitals向上
  • ユーザーの帯域節約

ジレンマ:

  • パフォーマンスに良いことがAI可視性を損なう場合がある
  • 特にJavaScript依存の遅延読み込みで顕著

解決アプローチ:

画像の場合: ネイティブ遅延読み込みなら両方のメリットあり。これを使う。

コンテンツの場合: 重要なものはサーバーレンダリング。遅延読み込みは

  • 折りたたみ下の補足
  • 推薦等、引用対象でないもの
  • インデックスに影響しないUI強化

優先順位:

AIに引用されたいコンテンツ=初期HTMLに必須。その他はパフォーマンス重視でOK。

実例:

記事ページ:

  • 記事本文:常にHTML(引用対象)
  • 関連記事:遅延OK(引用対象外)
  • コメント:遅延OK(引用対象外)
  • シェアボタン:遅延OK(UIのみ)
CS
CrawlerExpert_Sarah ウェブクローリングスペシャリスト · 2026年1月3日

AIクローラーの挙動について分かっていること。

GPTBot:

  • 基本的なHTTPリクエスト
  • JavaScript実行は最小限
  • HTML内のリンクを辿る

ClaudeBot:

  • GPTBotと同様
  • HTML中心のクローリング
  • 動的コンテンツ対応は限定的

PerplexityBot:

  • やや高度
  • 一部JavaScript対応
  • それでも主にHTML重視

共通点:

  • スクロールしない
  • ユーザー操作のシミュレーションなし
  • 処理時間に制限
  • HTMLコンテンツを優先

意味すること:

以下が必要なコンテンツは

  • スクロール
  • クリック操作
  • 長時間のJavaScript実行
  • ビューポート表示

…クローラーには見えない可能性大。

テスト戦略:

  1. ページソースを表示(検証ではなく)
  2. 重要コンテンツがそこにあるか?
  3. なければクローラーも見えない

シンプルですが確実です。

DT
DevOps_Tom · 2026年1月3日

実装の推奨事項。

新規実装の場合:

画像:

<img src="image.jpg" loading="lazy" alt="Description">

これで完了。ネイティブが最適。

コンテンツセクション:

<div class="content">
  <!-- 本文をHTMLで -->
  記事テキスト全文
</div>

見た目だけ遅延読み込み、本体はHTMLで。

リスト/グリッド:

<ul class="items">
  <li>アイテム1</li>
  <li>アイテム2</li>
  <!-- 少なくとも10〜20件はHTMLで -->
</ul>
<a href="?page=2">さらに読み込む</a>

初期項目はHTML、追加はページネーション。

既存実装の場合:

JS依存の遅延読み込みがある場合

  1. 影響範囲のコンテンツを調査
  2. 重要な引用対象を優先
  3. それらをサーバーレンダリングへ移行
  4. 重要でない部分は遅延OK

チェック方法:

変更後

curl -s https://yoursite.com/page | grep "重要なコンテンツのフレーズ"

出力されればOKです。

AR
AIVisibility_Rachel AI可視性コンサルタント · 2026年1月2日

モニタリングの観点から。

遅延読み込みで損しているか確認する方法:

1. Am I Citedデータ確認

  • 遅延読み込みページの引用数は少ないか?
  • 異なる実装の類似ページと比較

2. 手動テスト

  • AIに遅延セクションの内容を質問
  • その情報を知っているか?
  • 知らなければ不可視の可能性

3. サーバーログ

  • AIクローラーのアクセス状況は?
  • 完全なレスポンスを取得できているか?

実際の傾向:

大規模な遅延読み込み(特に無限スクロール)サイトは

  • AIに見えるコンテンツが40〜60%減少
  • その分引用率も低下
  • SSRやページネーション導入後に改善

画像遅延読み込みのみのサイトは

  • 影響ほぼなし
  • ネイティブloading=“lazy"は問題なし

推奨:

監査・テスト・モニタリングを実施。実装が問題ないと決めつけず検証を。

FA
FrontendDev_Alex OP フロントエンド開発者 · 2026年1月2日

明確なアクションプランができました。

継続すること:

  • 画像のネイティブ遅延読み込み(問題なし)

変更すること:

Intersection Observerのセクション:

  • 重要コンテンツを初期HTMLへ移行
  • UI強化のみ遅延

無限スクロールページ:

  • ページネーション追加
  • 最初の20件はHTML
  • 追加は「さらに読み込む」ボタン

テスト方法:

  1. 変更後にcurlでページ取得
  2. 重要コンテンツがHTMLに含まれるか確認
  3. Am I CitedでAI可視性をモニタリング
  4. 変更前後で引用率を比較

原則: AIに引用されたいコンテンツ=常にHTML それ以外=パフォーマンス最適化OK

技術的な明快さに感謝!

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Frequently Asked Questions

遅延読み込みはAIクローラーに影響しますか?
実装によります。画像の標準的な遅延読み込み(loading=‘lazy’)であれば、AIクローラーは画像URLにアクセスできるので概ね問題ありません。しかし、JavaScript依存の遅延読み込みでスクロールやユーザー操作が必要な場合、多くのAIクローラーはJavaScriptを完全に実行しないため、コンテンツが見えなくなる可能性があります。
AIの可視性のために最適な遅延読み込み方法は?
画像にはネイティブ遅延読み込み(loading=‘lazy’属性)を使用しましょう。クローラーが適切に処理できます。コンテンツに関しては、重要な内容で無限スクロールやスクロールトリガーの読み込みを避けてください。すべての重要コンテンツは初期HTMLに含めましょう。インターセクションオブザーバーは重要でないコンテンツのみに使用してください。
AIクローラーのために遅延読み込みを無効化すべきですか?
画像のネイティブ遅延読み込みを使っている場合、通常は不要です。ただし、コンテンツでJavaScriptベースの遅延読み込みを使っている場合は、サーバーサイドレンダリングで全コンテンツを表示し、UI拡張のみ遅延読み込みにすることを検討してください。重要なテキストコンテンツは遅延読み込みしてはいけません。

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